Jyugem laboratory

人生は壮大な実験場

夜市と行動経済学

いらないものはタダでも貰わない主義。jyugemです。 

「ヤスイヨー、トテモヤスイヨー」
 
日本人の同僚ヨシさんとタイの夜市を歩いていると客引きに声をかけられます。
 
jyugem 「さっきからなんで日本語で声をかけられるのか?気になってたんですけど原因はその赤い袋じゃないですか?」
ヨシ 「そーいや全部赤いね~」
 
買い物したときに商品を入れてくれるビニール袋。欧米人はシマシマ、中国人は黄色、現地っぽい人は緑…
よく観るとみんな色が違います。
 
こーやって色分けすることで、客がどこの国の人で、どのくらいの経済力を持ってるのか店側から一目瞭然です。
夜市全体で顧客情報を共有し接客方法やおすすめ品、価格の最適化?をしているわけです。そして…
 
ヨシ 「これいくら?」
店  「1200バーツ (4800円)」
ヨシ 「じゃあ、他の店へ行くか…」
店   「待って、いくらなら買う?」
ヨシ  「400なら買うよ」
 
で交渉開始… 結果500でまとまるんですが…
 
ヨシ 「よっしゃー!半額以下じゃーーー!!」 (ドヤ顔)
 
しかし実はコレ交渉の一手目から相手のペース。
最初に店が1200とすごく高い値段提示をすることで買い手は無意識にこの価格を基準に値段をつけていき、その結果、店の思惑どおりの高値に落ちつくわけです。
 
行動経済学ではこの初手をアンカリングといいます。
 
jyugem 「ヨシさん、さっきから色々買ってますけど日本で使うんですか?」
ヨシ 「あ~たぶん1回使って終わりだと思うよ~」
jyugem 「・・・」
 
ただ、理屈抜きにこの非合理性を楽しめることこそが旅の良さではあるようです